ロードバイクってすごい!知らなかった世界に触れる弱虫ペダル

みんな大好き弱虫ペダル

弱虫ペダルは、少年チャンピオンにて連載しており、単行本は49本まで刊行されており、累計発行部数は1600万部を超えています。

内容としては、自転車競技を題材にしたスポーツ漫画でタイトルの由来は、作者が自転車に乗る際、軽いギアで回転数をあげてクルクル回す乗り方を弱虫ペダルと名づけていてそれをタイトルにしたと作者インタビューで語っています。

ストーリーは、主人公である小野田坂道は、オタク少年で高校でアニメ・漫画研究部に入ろうとしますが、部員数減少のため、活動休止中になっていました。そんなとき、坂道は、同級生の今泉俊輔から自転車レースを挑まれ、「坂道が勝てばアニ研部に入っても良い」と今泉に言われ、勝負を受けた坂道だが、惜敗する。

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引用 http://yowapeda.com/

それから数日後、鳴子章吉と友人になり、彼は中学時代に、自転車競技で活躍しており、ひょんなことから坂道は、その実力を知ることになります。二人との出会いで、自転車で速く走る楽しみを見出した坂道は、自転車競技部に入部します。小学生のときから、自転車で、秋葉原に通い続けていた坂道は、上り坂に強いクライマーとしての基礎能力が鍛えられており、先輩部員の巻島裕介の指導を受けることとなり、才能を開花させていくというストーリーです。2015年に講談社漫画賞・少年部門を受賞しました。

また、2012年より舞台が上演されており、舞台では、自転車そのものは、使用されず、スクリーン等の映像も使用されません。演者はハンドルのみを握って舞台上に登場します。中腰の姿勢やその場での足ふみによって、疾走感を表現しています。なお、主人公のママチャリは、カゴ付きのハンドルとなっています。ついに実写化されたと満足しました。

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引用 http://yowapeda.com/story/

次に、2013年10月からは、テレビアニメ化され、テレビ東京他にて放送され近年の深夜アニメ動画としては珍しく継続して3クール放送されました。現在は、第3期が放送中です。また、2015年には、劇場版アニメが公開され、4月から9月までサイクルスポーツセンターが舞台となった縁で、伊豆箱根鉄道駿豆線にてラッピング電車が運行されました。

同年8月には、すき家にてタイアップイベント「ツール・ド・SUKIYA」を実施し、さらに、公開5日前にあたる8月23日からは、JR九州の熊本駅・阿蘇駅・三角駅のみどりの窓口および切符売り場にて記念切符を発売することと同年11月1日まで「弱虫ペダルラッピングトレイン」を運行することが決まりました。といった様々なイベントが行われました。

私が弱虫ペダルに出会ったのは友人のすすめがきっかけでした。もともとあまりスポーツ漫画は観る方ではなかったのですが、自転車のレースという私の知らない世界になんとなく触れてみたくてアニメから観始めました。はっきり言って想像以上でした。

 

ロードバイクの世界の最初の印象

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弱虫ペダルを観る前の私は、そもそも「ロードバイク」という名前すら知らず「なんか普通の自転車より細くて乗るのが難しそう」くらいの認識しかありませんでした。レース関係の知識ももちろんゼロです。そんな知識のない状態でアニメを観て果たして楽しめるのかという不安はありましたが、そんな不安は主人公の小野田坂道君がすっかり解消してくれました。

小野田君もまた、ロードバイク初心者から話がスタートするからです。弱虫ペダルでは、ロードバイクに関することやレースのルールなどストーリーを通して知っていくことができます。

しかし、だからといってゴリゴリのスポーツ漫画!というわけではなく、登場人物も個性豊かで、それぞれにしっかりとしたドラマもあるので、私のようにスポーツ漫画はあまり読まないような方でもすっと入り込めるような作品です。

 

魅力的なストーリーと駆け引き

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引用 http://www.lawson.co.jp/campaign/ymp3/

弱虫ペダルは高校の自転車競技部の面々がメインとなって登場するので、他校とのレースなどを通じてストーリーが描かれていくわけですが、どの学校の自転車競技部も熱く個性的なメンバーばかりです。

小野田君が自転車を通じて成長していく姿や、レース内で育まれる友情など、人間ドラマも魅力の一つだと思います。はじめは少し怖いなと思ったりするキャラクターでも、それぞれのロードレースにかける思いなどを知っていくとどんどん惹きこまれていきます。登場人物が増えていくにつれいろんなロードバイクを見ることができるのも楽しみの一つです。私は東堂くんが好きです。

また、登場人物の体格やレース内でのそれぞれの役割にあわせたロードバイクの仕様の違いなども、ストーリー内に織り込まれているので、アニメや漫画をみているうちに自然とロードバイクへの関心が深まっていきます。

ストーリーを通してロードレースを知っていくにつれ、弱虫ペダルはますます面白くなっていきます。レース展開にハラハラし、自分のお気に入りの登場人物がどんな活躍をするか、勝敗はどうなるのか、どんな成長をしていくのか、どんどん先が気になってしまいます。

実際にロードバイクに乗り、小野田君たちが見ている景色を体感してみるのもいいかもしれません。独特の疾走感や爽快感を味わうと、ゲーム性のあるストーリー内でも一緒に走っているような感覚になれておすすめです。

 

好きになった理由は「嫌味のないスポ根漫画」だから

私が弱虫ペダルを手にしたきっかけはSNS上で異様に人気があったから、というだけのもので、スポーツをしているわけでも興味がある訳でもないので正直スポーツ漫画が得意な方ではありませんでした。

自分と同じくインドアで所謂「オタク寄り」な人間が、ロードレーサーを買い、夜な夜な乗り回したいと思わせた漫画とはどんなものか興味があったのです。巻数もそれなりにあったのでレンタルで一気に読みましたが、確かにワクワクとした読後感を感じました。

絵柄自体はそんなに上手な部類には入らないと思うのですが、スピード感のある背景はパースの狂いもなくテレビの映像を見ているようでした。後で知りましたが、基本的に連載を持っている漫画家さんの作品は背景をアシスタントさんに任せるかたちが多いのだそうですが、弱虫ペダル作者の渡辺先生は自ら背景も描いているのだそうです。

ビックリしたのはそれだけでなく、作品内で自転車競技についてとても深く詳しく描かれている事に感心していたのですが、なんと渡辺先生ご自身が自転車競技もしているのだそうです。経験者ならばともかく現在進行形だというのには驚きを隠せませんでした。その経験の賜物なのでしょうが、自転車競技のチームプレイ精神や冷徹なまでに完成された各自の役割分担の描写には圧倒され、感動しました。

スポーツに馴染みのない人間にも、前を向く精神を分けてくれるような嫌味のないスポ根漫画だと思います。気持ちがふさいで居る知人などに是非薦めたい作品です。

映画、劇場版弱虫ペダルもまだ見ていないので楽しみです。

 


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