auのCMで流れているコメディー調の浦島太郎

「むかし~むかし~うらしまは~」という歌でも有名な昔話の浦島太郎。有名な歌の歌詞でも歌われているように、そのストーリーは、浦島太郎が子供達にいじめられている亀を助けたお礼に竜宮城に行き、もてなし受けて帰る時に開けてはいけないと言われた玉手箱を持ち帰ります。

故郷に帰ってみると太郎を知っている人はおろか、月日は何百年もたっていて茫然とする浦島が玉手箱を開けてしまうと煙に包まれておじいさんになってしまうお話です。桐谷健太が演じる浦島太郎と松田翔太が演じtる桃太郎、さらに、濱田岳が演じる金太郎と共にコメディータッチにauのCMをするというものです。

「あたらしい英雄、はじまる」と題して、英雄とauをかけてあるんですね。続々と童話を元に面白おかしくつくられています。かぐや姫や鬼や花坂爺さん童話にでてくる登場人物を出演させ、魅力的なauのCMが作られています。


 

浦島太郎の舞台となる場所

初めて浦島太郎が文献にでてくるのは、なんと日本書紀まで遡ります。名前は浦島太郎ではなく浦嶋子でした。日本書紀に記されているのは、現在でいう京都府与謝郡との事です。

諸説ありますが、他の書物「丹後国風土記」「万葉集巻九」「御伽草子」にも話の差異はあるものの場所は丹後国、つまり、現在でいう京都と記載されている事が多いです。

沖縄に伝わる話では、南風原間切与那覇村という場所であったり、香川県三豊市荘内半島には浦島伝説による地名が沢山あったり、長野県上松町の寝覚めの床が玉手箱を開けた場所だともいわれています。

 

浦島太郎の結末

白髪の老人になったところで終わっていますが、文献や伝わっている話によると老人の姿になった後倒れて死んでしまったという話もあります。また、煙を浴びて浦島は鶴となり、また乙姫は亀となり蓬莱山に向かい再会し、夫婦の神となったという逸話もあるようです。

 

現代での改変の理由

神話や童話にはよくあるのですが、残酷な描写や官能的な表現を記されているものが多く、現代では子供向けに官能的な部分や残酷な部分は削除されたり、または、表現を変えて童話を作られています。

童話が作られた初期は、現在の子供達には見せられない内容の物だったのでしょう。それは時代背景によるのではないかと思います。治安の悪さによって死が身近だったり、現在よりも性行為に対しておおらかで子供達にも普通に話していたのではないかと思います。

浦島太郎もこの例にもれず、竜宮城での乙姫との官能的なお話があります。明治時代に教科書向きに改変され、今の浦島太郎の物語が定着していきました。

 

他にもあった!浦島太郎の話


実は、浦島太郎の話は他にもありました!アイルランドの神話にも似たような話があります。美しい海の乙女と常若の国に行き3年たって故郷に帰ると300年たっていたという、「ティル・ナ・ノーグへ行ったオーシン」という物語です。

丹後国風土記にも、3年過ごしたはずが300年立っていたというとあります。海幸・山幸神話でも、天皇の祖神、山幸彦という者が神様に無目籠という水の入らないかごで海神の宮に行き、海神の娘の豊玉姫と結婚し3年間暮らした後、生まれ故郷に戻り禁を侵すという神話があります。

どの物語も共通していえるのは、3年という年月ですが、どの童話や神話が最初かは定かではありません。世界中に似たような神話や童話がありますが、やがて語り継がれずに廃れてしまったものも多いのではないでしょうか。

長い歴史に中で、様々な原因で記録に残る多くの書や書物が散逸してしまいましたが、本当はもっと多くのおとぎ話が語り継がれていたのかもしれませんね。

auのCM浦島太郎の公式ホームページはこちら

https://www.au.com/pr/cm/3taro/urashima/

 


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