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日本学生支援機構の奨学金とは？
これから大学や専門へ入学しようと考えている方が、まず第一に考えるのが金銭的な問題だと思います。学費はもちろんのこと、通学費など高額な費用がかさみます。一人暮らしをするなら、住居費や引越費用も必要となります。そんな時に利用できるのが、独立行政法人 日本学生支援機構の奨学金です。日本学生支援機構の奨学金には、第一種と第二種という種類があります。違いは金利です。第一種は無金利ですが、第二種は金利が発生します。第二種の利率は毎月変動します。
日本学生支援機構の申込み
もし借りるなら当然、無金利の方がいいのですが審査が厳しいようです。私は第一種を借りることができましたが、どうやら弟に障害があると申請したため、第一種を借りることができたようです。申込み方法ですが、通常なら高校等に日本学生支援機構から奨学金の案内が届くので、申込み用の書類を書きます。ただし、書類を送って終わりではありません。
書いた内容を日本学生支援機構のホームページ内にある、スカラネットという、申込み用のサイトに記入します。申請が通れば無事に奨学金を借りることができるわけです。ただ、決められた期限までに進学届を提出しないと奨学金が取り消しされてしまうこともあるので注意してください。
奨学金の金額は、第一種なら53,000円、第二種なら金額を選ぶことができます。振込の日は、原則として毎月1回国内の指定金融機関に振込まれます。
また、入学時に入学金や引越し代などが必要で通常奨学金では賄えない場合には入学時特別増額という制度があります。
この制度を使うと30万などのまとまった金額を借りることができます。ここでの注意ですが、入学時特別増額は金利がある第二種でしか借りることができません。
日本学生支援機構の返済
日本学生支援機構の奨学金は、毎年、奨学金継続願という手続きが必要になります。これを忘れてしまうとその次の年の奨学金が止められてしまうこともあるので注意してください。奨学金は給付型ではないので、返済が必要になります。返済は学校を卒業した月の次の月から始まります。返済時には口座引き落としで返済していくことになります。これを日本学生支援機構ではリレー口座と呼ばれています。
振り込み日は、返済開始前に書類が送られてきます。返済を行っている間に口座変更などが必要になった場合には、日本学生支援機構へ電話が必要になります。
問い合わせは奨学金返還相談センター
電話番号（ナビダイヤル）：0570-666-301にかけると対応してくれます。
日本学生支援機構の役割とは
日本学生支援機構という名称を聞いて、何を行なっているのか知る人は少ないでしょう。大学生の方ならお世話になったことがある、奨学金の事業を行なっている機構です。今や日本の大学生の約半数が奨学金を借りているのだそうです。将来こんな仕事に就きたいと願っていても、お金がなければ学ぶことが出来ない訳です。そんな彼らに救いの手を差し伸べるのが日本学生支援機構です。
また、日本学生支援機構は留学や留学生の支援も行なっています。貧しい子たちが学べ、留学金についての不安な気持ちや留学生も安心して学ぶことができるのは日本学生支援機構があるからです。
日本学生支援機構の奨学金に感謝しています
最近、日本学生支援機構の奨学金について色々な話を聞くことがありますが、体験した私の気持ちをお話したいと思います。
私は今、返済中ですが日本学生支援機構の奨学金に感謝しています。当然、学費はアルバイトだけでは賄えなかったと思いますし、親に負担してもらいわけにはいかないとなると奨学金を借りるしかありませんでした。
また、他の教育ローンは、学生本人で借りることはできないので、結局、親に借りてもらうことになってしまいます。
そうすると、問い合わせするにも借りている親でないと子供の質問に答えてくれないなど、金銭面で色々面倒なことになってしまいます。本気で勉強がしたいなら、進学したいなら、夢があるなら、学費は自分で借りて頑張るしかないです。
もし、これから借りようと思っていたら、もちろん将来を見据えてお金を借りるので、しっかり考えてほしいと思います。怖がらずに前向きに考えてみてください。
