BS-NHKで見るabc World News!日本の報道との違いについて

私はかなり古くからBS-NHKでアメリカのabc World News usa(abc ワールドニュース usa)のファンで、abc World News tonight with Peter Jenningsの時代から視聴しています。

当時、ABCのピーター・ジェニングス、NBCのトム・ブロコー、CBSのダン・ラザー、CNNのバーナード・ショーが、4大ニュース アンカーと呼ばれていたアナウンサーでした。そんな、古き良き時代のABC NEWSについてお話したいと思います。

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古き良き時代のABC NEWS

天安門事件、ベルリンの壁崩壊など、歴史の転換期にABC NEWSの番組を見られたことは、私にとって大変幸運だったと思います。

ピーター・ジェニングス氏が現場へ向かい、現場から中継するとなると、サミットや事件が社会の重大な報道なのだという緊迫感が伝わってきたほど彼の存在は偉大でした。

クリントン大統領のインタビューの時など、ピーター・ジェニングス氏とどちらが大統領なのかと見違う思うほどの貫禄がありました。

This Weekでは、デビッド・ブリンクリー氏が登場すると歯切れの良い突っ込みが面白くてよく見ていました。

現在のアンカーであるジョージ・ステファノプロスがホワイトハウスの首席補佐官のとき、この番組に招待された番組の放送は今でも忘れられません。

ブリンクリー、サム・ドナルドソン、ジョージ・ウイルの前で、与えられた椅子に浅く腰かけて神妙な姿勢で、まるで就職試験の面接のようにかしこまっていたように見えたものです。古き良き時代のABC NEWSは、懐かしい思い出と共に今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。

 

Abc World Newsと日本の報道との違い

当時は、NHKの外信部か、このabc World Newsのテレビ放送にも力を入れていたようで、番組紹介に登場するNHKの記者の方にも、ピーター・ジェニングス氏への畏敬の念が表れていたのを覚えています。

いつだったか、ピーター氏が登場せず、あれ、今日はお休みかな?と思った番組終了後、「ジェニングス氏は、日本へ向かっております」と、笑顔でNHKのキャスターが言ったのを覚えています。東京サミットか何かで日本特集を組んでいたのでした。

 

バランスの取れた報道

abc World Newsは特にそうですが、外国のニュースは日本と違って色々な立場や価値観の違う人々が暮らしているせいか、ニュースを一方的にではなくバランスの取れた素晴らしい報道をします。

それが如実に表れたのが、日本人留学生がフリーズが分からなくて射殺されたハロウィンの事件でした。

BS-NHKでは、この事件を伝えるNHKニュースを翻訳して、現地の一般のアメリカ人に伝えて感想を聞いた後に、日本の東京の街ゆく人にアナウンサーがabc World Newsを鑑賞させて感想を聞くという、大変手間のかかる特集番組を見たことがあります。

NHKニュースを見たアメリカ人は、憮然としていて、「よその国のことは放っておいてくれ」という感想でしたが、日本人の反応は、唖然として「良いことも悪いことも両方言ってますな」と感心したように言い放ち、好対照な感想が印象的でした。

バランスの取れた報道は、価値観の違う立場の違う人にもちゃんと伝わるんだなということがよくわかりました。

阪神大震災など日本で起きた大事件を報道されたときも、日本のテレビニュースよりも、よっぽど信頼性のある意味のあるリポートをしていました。

 

信頼性の高い記者が視聴者に選ばれる

ホワイトハウスや議会、特派員なども、常に同じ記者が登場するので、安心してニュースが聞けるという信頼感もありました。

現場の都合とかではなく、視聴者の信頼性が高く、豊富な経験と人柄が伝わる記者が選ばれているのも分かりました。

今、CNNのアンカーをやっているアンダーソン・クーパーがABC NEWS NOWの時でしたが、彼が夜中のニュース番組を担当していたときには、この番組もNHK-BSで放送されていました。CNNでは、前職のポストがABC NEWSだった記者が多いですね。

 

感動すら覚えたABC World News

ワールドニュース

湾岸戦争、911事件なども、その伝え方はとても印象的で忘れられないものでした。

ABC World Newsでは、番組の最後の方で、ちょっと面白いニュースや芸能ニュースなどを取り上げていて、毎回とても楽しみにしていました。有名なハリウッドスターが亡くなったときなどは、在りし日の俳優の名場面集を見事に作り上げていたものです。

このような番組の手法は、国内でも今では当たり前のようになりましたが、当時はとても新鮮で、そのクオリティの高さに感動すら覚え、報道番組を食い入るように視聴していたものです。

チャーリー・ギブソンやダイアン・ソイヤーも存在感のあるアンカーでした。ただ、NHK-BSでは、一時はきちんと最後まで放送していたのですが、途中でカットしたり短く編集するのが気になり、残念ながら今のデビッド・マイヤー氏になってからは、あまり見る機会もなくなりました。

その訳は、ネットでオンラインサイトやYouTubeを検索すると、abc News videos やABC News 24、ABC News on Radio(ABCニュース オン ラジオ)などの番組のニュースがいつでも見られるからです。

BS―NHKでも、abc news shower(abc ニュース シャワー)でビジネス英語の勉強をするくらいならば、abc World News liveをノーカットの日本語字幕版で放送してほしいと思います。

 

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