メール添付でファイルを送る！無料の大容量ファイル転送サービスの使い方

無料の大容量ファイル転送サービスを活用しよう！

仕事で写真や容量の大きい図面データ等を取引先へ送付しようとした時に、ワード・エクセル等であれば、それほどデータ容量が大きくないのでメールに添付で送付も受信も出来ます。

しかし、写真や図面データ、最近は変換方式に寄ってはＰＤＦデータも数ＭＢ以上になったりしますのでメール添付では送付も受信も難しい事が多々あります。

そういった際には、高セキュリティのうえに無料で簡単に利用出来る「大容量ファイル転送サービス」がありますので、ご紹介したいと思います。

メール添付可能データ容量に関して

会社毎に設定されている容量が違いますが、送信可能データ容量・受信可能なデータ容量が設定されています。一般的には大きくても１０ＭＢ以下、大抵は１～３ＭＢ程度に設定されている事が多いと思います。
ここで間違えやすいのが送信可能でも相手が受信出来ない場合です。仮に４ＭＢの写真データがあったとします。

自分の会社の設定はメールで５ＭＢ迄添付可能なので送信することが出来ても、受け取った相手の会社の受信可能容量が３ＭＢ迄でしたら相手は受信する事が出来ません。

こういった際に、ファイル転送サービスを利用すれば安心して送ることが可能です。複数のファイル転送サービスがありますが、どこのサービスも無料プランがあり、無料プランでも十分に利用できます。

お勧めの大容量ファイル転送サービス

宅ファイル便

宅ファイル便は、会員登録無しで無料で300ＭＢまで利用可能です。預かり期間も3日間（72時間）なので十分実用可能となっています。

利用方法は簡単で会員登録不要で上記URLよりHPを開いたら、その画面上で送りたいファイルをドロップ若しくはファイルを追加より選択すればアップロードされます。

また、複数のファイルを送りたいのであれば圧縮ファイルにも対応しています。

ファイルをアップロードしましたら、ダウンロードURLが表示されますので、そのURLを送りたい相手にメールで伝えれば相手は受け取ったURLよりアクセスしてダウンロード可能となります

通信環境にもよりますがアップロード1分、ダウンロード1分と言った感じで気軽に利用出来るのでとても重宝するサービスとなっています。

宅ファイル便　https://www.filesend.to/

ファイヤーストレージ（firestorage）

ファイヤーストレージの会員登録は不要です。容量無制限で7日間保存可能なので、金曜日の夕方や三連休の前日にアップロードしても、受け取った相手も余裕を持ってダウンロードする事が可能です。

基本的な使い方は、宅ファイル便と同じとなっており、アップロードしたいファイルをドロップ、若しくは、ファイルを選択して追加でアップロード出来ます。

ダウンロードURLが表示されるますので、メール本文に貼り付けて送るだけで完了です。

ファイヤーストレージ　http://firestorage.jp/

ギガファイル便（Giga File便）

ギガファイル便は、上記二つと比較して多少違います。ダウンロードURLをメールで送るのではなく、ファイルをアップロードした際にメールアドレスも入力して自動で連絡してくれるので、ギガファイル便の方が、ひと手間少なくなります。

どちかと言えば、上記二つは複数の人間に対して連絡したりダウンロードして貰うのに適していますが、ギガファイル便は一人に送りたい際に大変使い勝手の良いサービスです。

また、ファイル保存期間が7日、または、14日間で選択可能で14日間も保存可能なのは利用方法によってはとても便利なサービスとなってます。

ギガファイル便　http://gigafile.nu/

ラクスルBOX（ラクスルボックス）

ラクスルBOXは、業界大手のネット印刷会社のラクスルの無料のファイル転送サービスです。ラクスルBOXを利用するには会員登録とログインが必要となります。

作成したドキュメントや写真、音楽、映像などのファイルを最大2GBまで無料でいつでも何回でもアップロード・ダウンロードすることができるサービスとなってます。

ラクスルBOX　https://box.raksul.com/

データ便

データ便は、大容量ファイルの送信サービスで会員登録不要の場合なら 100MBもの容量を送信することができます。

また、無料のフリープランでも300MB、高速ビジネスプランでは2GBものデータを送信することができます。セキュリティ便ならセキュリティも充実して安心で便利なサービスとなっています。

無制限のデータを転送することが可能なデータ便は、サイト内の参照をクリックして必要な送信データを選ぶだけの簡単な操作で使い易く、初心者向けにもおすすめです。

データ便　https://www.datadeliver.net/

基本的な使い方（複数ファイルを送る場合）

１つのファイルを送るだけであれば単純にそのファイルをそのまま送れば良いのですが、複数のファイルを送る際にはフォルダにまとめて送る必要があります。

送りたいファイル種別はバラバラでも問題ありませんので、写真・PDF・エクセル等のデータをまとめて送ることも可能です。

フォルダにまとめた場合は、ファイルを圧縮する必要があります。圧縮した際のパスワード設定に関しては任意ですので、間違ってメール送った際に他の人に見られたくない場合にはパスワード設定を行ってください。

見られても特段問題無ければ手間が増えるだけですので、パスワード設定を行わないでも大丈夫です。パスワード設定を行った際には、解凍パスワードも相手に伝えるのを忘れないように注意が必要です。

仕事でZIPファイルが送られてきたけど、解凍パスワードが送られてこないで解凍出来ず問題になる事もありますのでくれぐれも注意してください。

会社によってダウンロードURLと解凍パスワードを別のメールで送り、間違った相手に送信して間違って解凍されるのを防ぐと言った運用方法をされている会社もあります。

大切なデータであれば別々に送る方法もありますので活用してください。

仕事以外でも色々な使い方

大容量ファイル転送サービスは使い方に寄っては自分から他人へのデータの受け渡し以外にも、自分から自分と言った使い方も可能です。

会社でのパソコン作業を自宅に帰ってから行いたい時などには、USBは容量も大きく安価です。自分でデータを持ち歩きたい際にはUSBを利用しています。

しかし、USBを忘れてしまった場合などは、ファイル転送サービスを利用しています。

自分で作成している作業データを会社でアップロードして、自宅でダウンロードする等と言った利用方法も可能で大変便利です。