コンピュータの中で大きなシェアを誇るInternet Explorer

コンピューターでネット接続を行う際にはブラウザーという機能が必要となります。

現在オープンソースとして無料で提供されているブラウザーは数多く存在しますが、利用者が多いのはグーグルが提供するGoogle Chrome(グーグルクローム)、モジラ・スイートが提供するFirefox(ファイヤー フォックス)、アップルの提供するSafari(サファリ)、オペラ・ソフトウェアが提供するOpera(オペラ)、そしてマイクロソフト社が提供するInternet Explorer(インターネット エクスプローラー)の5つだといえるでしょう。


今回はコンピュータの中で大きなシェアを誇る、マイクロソフト社のWindowsに標準搭載されるブラウザーInternet Explorerを取り上げて紹介します。

 

Windows10の登場でInternet Explorer(インターネット・エクスプローラー)に変化が!

2015年の7月からWindows7以降のOSをアップデートすることで、無償でWindows10にバージョンアップできるプロモーションが大々的に行われました。

多くのユーザーがWindows10をダウンロードし、OSを更新したことだと思います。

「あらゆるデバイスで動作する新時代のプラットフォーム」としてリリースされたWindows10ですが、モデルチェンジの目玉の一つに採用ブラウザーの変更があり、搭載ブラウザーが従来のInternet ExplorerからMicrosoft Edge(マイクロソフトエッジ)に変更されました。

Microsoft EdgeとInternet Explorerの違いは次のとおりです。

 

Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)とは?


既に使用頻度が低くなったActiveXやVBScript、BHO、Silverlightなど、HTML5に適応しない古い技術を削除しサポート外とすることで動作の軽いブラウザーとして設計されています。

「現代的なウェブとの相互運用性」に力を入れているブラウザーといえるでしょう。

 

Internet Explorer はどうなったのか?

Windows10には従来のInternet Explorerとの互換性を確保するために、インターネットエクスプローラー11 も並行採用されています。

従来のと比較すると動作が軽くInternet Explorer10と比べても10%近くスピードが向上しています。

 

Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)の特徴とは?

大胆いえる設計変更で大幅なモデルチェンジを行ったといえるMicrosoft Edgeですが、具体的にどのような変更が施されているのかを紹介します。

Webページの表示スピードの高速化

ブラウザーを介して接続するインターネット内のWebページは、HTMLやJavaScriptと呼ばれるプログラミング言語の一種で表されています。

Microsoft Edgeはこうしたプログラムの処理、特にJavaScriptで表される情報の処理が強化されたことで、Webページの表示スピードを大幅に高速化することに成功しています。

サクサクとWebページが表示され、インターネット使用時のストレスが軽減されているといえるでしょう。

古い技術との決別により向上した安全性

初代から現行まで10回のバージョンアップを行ってきたInternet Explorerですが、初代のリリースが1995年と20年以上が経過しています。

常に最新技術を取り入れてきたInternet Explorerですが、「古いネット情報を表示するために、時代遅れで脆弱性を孕むシステムとの互換性を持ち続ける必要がある」というジレンマを抱えていたのも事実です。

Microsoft Edgeはこうした古い技術との互換性を断ち切りました。

この決断で、高速ブラウザーとしての機能と安全性の向上を手に入れたといえるでしょう。

Windows10でどうしても古い情報を閲覧したい場合は、Microsoft Edgeと並行採用されているInternet Explorer11でみることができます。

古い情報にアクセスする際にはインターネットエクスプローラーのバージョン確認を行い、最新バージョンにアップデートされている状態で閲覧することをおすすめします。

Microsoft Edgeに新しく採用された機能とは?

マイクロソフト社が新時代のプラットフォームとしてリリースしたWindows10に採用されるブラウザですからMicrosoft Edgeには従来のInternet Explorerにはない機能が搭載されています。

最も特徴的なものがWeb ページに手書きができる「Webノート」だといえるでしょう。

気になる記事やWebページにタッチスクリーンやマウスでマーカーやペンを操ってアンダーラインを引いたりコメントを入れるなど手を加えることができます。

それを即座に共有したい時もMicrosoft Edgeならば、加工したページを画像添付したり、OneNoteやSNSなどで共有したりすることが可能です。

これまでの画面キャプチャを取って画像に加工していた手間と比べると、Microsoft Edgeを利用することで簡単に操作することが可能となっています。

これ以外にも手書きやテキストのメモをWebページに保存し、OneDrive (ワン・ドライブ) やOneNote (ワン・ノート) を経由して情報の共有を行うことも可能となり、従来のInternet Explorerとは違った インターネットの利用方法と楽しみ方ができるようになっています。

 

今後Internet Explorerは必要ないのか?


既に市場に出回っているInternet Explorer搭載機の数は、天文学的数字に上るといえるでしょう。

Microsoft Edgeの操作性の高さが浸透し、乗り換えが完了するまでの間はマイクロソフト社のサポートが当然続くと予想されます。

現実問題としてMicrosoft Edgeで開くことができない古いネット情報にアクセスするには、Internet Explorerが必要となります。

Internet Explorerに対するニーズは存在し続けると考えられます。

今回紹介したMicrosoft EdgeとInternet Explorer11は、マイクロソフトの公式サイトからダウンロードすることが可能です。

 

マイクロソフトの公式サイト

Internet Explorer11はこちら

https://support.microsoft.com/

Microsoft Edgeはこちら

https://www.microsoft.com/


 

 


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